歩きスマホ対策に地面信号

最近問題になっている「歩きスマホ」だが、日本だけの問題ではないそうだ。世界中でスマホの普及に伴って、欧米でもアジアでも誰もが「歩きスマホ」をしているという。そして、「歩きスマホ」による事故や事件が起きて問題になっているのも、日本だけでなく全世界で共通しているそうだ。
日本では「歩きスマホ」による事故や事件は電車での駅やホームに多いが、道を歩きながらの「歩きスマホ」もよく見かける。信号待ちではほとんどの人がスマホを見ており、そのまま「歩きスマホ」で歩いていく人がほとんどだ。「歩きスマホ」のまま、信号で止まらなければならないこともあるが、神経はスマホの集中しているので信号に気づかず危うく大事故になりそうな人も多い。
ドイツでも「歩きスマホ」は問題になっており、ミュンヘンでは15歳の少女がヘッドホンをしながら「歩きスマホ」をしていて、トラム(路面電車)と接触して死亡する事故が発生したそうだ。ドイツやヨーロッパの多くの町ではトラムが普通の道路を走っており、策などがないところがほとんどで「歩きスマホ」は非常に危険だ。
ドイツのバイエルン州のアウクスブルクでは2016年4月に、「歩きスマホ」歩行者のトラムへの接触防止のために、スマホに神経を向けて下を見ていても視界に入るよう信号灯を道路に埋め込んだそうだ。まずは試験的な取り組みとのことだが、「信号灯が赤であれば止まれ」と分かるので、「歩きスマホ」をしていても止まらなくてはならないと分かるという。
いくら注意しても誰も「歩きスマホ」をやめないし事故も減らないので、もはや発想の逆転である。そこまでやらないと「歩きスマホ」の事故はなくならないのだろう。
「歩きスマホ」はやらないのが一番安全だ。ましてイヤホンを付けての「歩きスマホ」は、耳やイヤホン、目はスマホへ神経が集中しているので、目の前で起きている危機への対応ができなくなるので、一番危険だ。ただ、「わかっちゃいるけどやめられない」人が多い。
この先、「歩きスマホ」対策として地面に埋め込み式信号機が設置される国が増えるのだろうか。その前に、多くの人が意識して歩きスマホをしないよう心がけることはできないものだろうか…。