二ホンカワウソは日本固有種か

絶滅したとされる二ホンカワウソは日本の固有種だった可能性が高いとの研究結果を、東京農業大や国立極地研究所などのグループがまとめたそうだ。これまではユーラシアカワウソの亜種とみられていたが「約130万年前に分化し、日本で独自に進化した」と判断。米科学誌プロスワンに論文を発表したとのこと。
二ホンカワウソは北海道から本州、四国に広く生息したが、毛皮目当ての乱獲や水質汚染などで次第に姿を消したという。1979年に高知県須崎市で目撃されたのを最後に生息は確認されず、環境省は2012年、絶滅種に指定した。
研究グループは、1977年に高知県大月町で捕獲された二ホンカワウソの剥製から前脚の肉球を約0.01グラム削り取り、DNAを鑑定。その結果、中国やロシア、韓国に生息するユーラシアカワウソとは違う種類で、約130万年前に分化していたことが分かったという東京農業大野生動物学研究室の佐々木剛教授は「かつて陸続きだった大陸から渡り、日本列島で独自の進化を遂げたのではないか。日本固有種または固有亜種だったと言える」と話す。
絶滅した生物のDNAは長い年月が経って変性し、これまでは遺伝子解析が難しかったそうだ。今回は、バラバラになったDNAを大量に読み取る技術で塩基配列をつなぎ合わせ、約1万5千の塩基を調べることに成功。極地研の瀬川高弘特任助教は「絶滅した古代生物の遺伝情報も明らかにできる」とみているという。
技術が進化して何年も前の剥製からDNAを調べることができるとは、技術の進歩とはすごい。

カラスがレンガ片を落とした?

23日午前6時半ごろ、札幌市で、商業施設沿いの路を歩いていた70代の女性の頭に、れんが片が落ちてきたという。
女性は頭を切って軽傷を負った。落ちてきたれんが片は商業施設の屋上の床に使用されていたもの。ところが冬場は屋上に入れないことから、警察はカラスによる事故の可能性が高いとしている。
北海道警札幌中央署によると、れんが片はおよそ10センチ四方で厚さ約2センチ、重さ約200グラムのものだという。商業施設の、屋上には雪が積もっており、鳥の足跡があったため、カラス説は濃厚だ。
また、現場は繁華街ススキノの中心部で、深夜営業の飲食店が多いため早朝はカラスが多いそうだ。
建物は8階建て。れんが片はそこそこの大きさだが、大けがにならなくて良かった。

「殺人ダコ」日本海を北上中

日本海の若狭湾沿岸で昨秋から、猛毒を持つ小型のたこ「ヒョウモンダコ」が相次いで捕獲されているそうだ。元々は西太平洋の熱帯・亜熱帯に分布し、和歌山など温暖な太平洋側では確認されてきたそうだが、近年は日本海でも隠岐諸島や鳥取県沿岸でも確認され、温暖化などで生息域が北に向かって広がっている可能性があるという。素手で触ると命を落とす危険性もあり、京都府海洋センターは生息実態などの調査に乗り出すとのこと。
ヒョウモンダコは約10センチの小さなタコで、攻撃を受けると体が黄色に変わり、青いヒョウ柄が浮かび上がるそうだ。唾液にはフグと同じ神経毒のテトロドトキシンが含まれているという。人が噛まれると呼吸困難などに陥り、豪州などでは死亡例も報告され「殺人ダコ」と呼ばれているそうだ。
日本近海では暖流に乗って北上しているとみられ、太平洋側では関東近海でも頻繁に捕獲されるようになったという。日本海側では数年前から九州北部や山陰沖で相次いで発見され、若狭湾でも2009年以降、数年に1度の頻度で見つかっていたそうだ。京都府海洋センターによると、昨秋以降に府内の沿岸で7件の報告があり、岩場を這っていたのを目撃した情報もあったという。温暖化で越冬できる環境が湾の入り江に出来ている可能性もあるとのこと。
若狭湾では人の被害はまだないというが、一体は夏には海水浴客でもにぎわう。同センター海洋調査部の上野陽一郎主任研究員は「小さくて可愛らしいからと言って絶対に触らないで」と話しているそうだ。
海水浴シーズンまでに何とか対策が行われていればいいのだが。

英で30年ぶり日刊紙創刊へ

イギリスで30年ぶりに新たな日刊紙が創刊されることが今月の22日、明らかになりました。
左派寄りの論調で知られる、大衆紙デーリー・ミラーとサンデー・ミラーを発行するイギリス有数の新聞社「トリニティ・ミラー」は、今月の29日から新日刊紙「ニュー・デー」を発行すると発表しました。
「明るく、楽観的で、政治的に中立的な」の編集方針を掲げるといいます。
イギリスでは、約30年続いてきた日刊紙インディペンデントのロシア人オーナー、エフゲニー・レベジェフ氏が、3月で紙媒体を廃止して、電子版のみでの発行を続けていくと発表したばかりでした。
「ニュー・デー」のページ数は、40ページ。
価格はデーリー・ミラーよりも10ペンス安い、1部50ペンス(約80円)とのことです。
創刊号は、無料配布をし、発行から2週間は半額となる25ペンス(約40円)で販売するといいます。

ケニアでライオン逃げ出す

ケニアの首都ナイロビで、ライオンが国立公園から逃げ出し、レンジャー隊員らが行方を追っているという。
これを受けてケニア野生生物公社は「ナイロビ国立公園から迷い出た雌ライオン2頭の捕獲」の協力要請する声明を出した。
武装したレンジャー隊員や、麻酔銃を持ったケニア野生生物公社の獣医が、アフリカ最大級とされるスラム街近くの茂みや農地を捜索している。
広報担当者であるポール・ウドト氏は「ライオンは危険な野生動物。ライオンに立ち向かおうとして刺激するのは避けるように」と注意を促した。
逃げ出したとされるのは当初2頭とされていたが、地元メディアは6頭ではないかと報じている。
少なくとも2頭のライオンが逃げ込んだとされるのは、人工密集地にあたり、早急な発見が望まれるという。
ナイロビ国立公園ではサイや水牛が走り回り、広さ117平方キロを誇る。また、ナイロビ中心部には高層ビルが建ち並び、人も多い都会なのだが、国立公園から中心部の距離はわずか7キロしかない。
ライオンはどこに行ってしまったのか。6頭も町中にライオンがいたらとてもパニックになりそうだ。

眼鏡がいらなくなる?世界初の「ピンホールコンタクトレンズ」

近視や老眼をコンタクトレンズ1枚でカバーできる「ピンホールコンタクトレンズ」というものがあるそうだ。コンタクトレンズと言っても従来からある半透明のものではないという。外側は半透明だが、真ん中部分は黒色。よく見ると小さな穴がたくさんあり、中心に少し大きめの穴がある。このレンズ1枚で、近視にも、乱視にも、老眼にも対応できるそうだ。
コンタクトレンズと言えば、近視用や乱視用のものがあり、その人の度数に合ったものを装着しなければならない。それなのに、ピンホールコンタクトレンズは度数を持たないので「たった1枚で」対応できる。これは「ピンホールの原理」を使っているからだという。ピンホールを通して入る光を細くすると、焦点深度が深くなる。そうすると、近くも遠くも見えるようになる。この原理を使っているので、ピンホールコンタクトレンズは度数がないのだそうだ。
ピンホールコンタクトレンズは5年の開発期間をかけてようやく完成したという。現在臨床研究の段階のため店頭に並べることはできないそうだが、2017年度中の商品化を目指しているとのこと。まずは日本市場に打って出る予定だそうで、その後グローバル展開も考えているそうだ。
普段の生活を送っている時だけでなく、災害時にもピンホールコンタクトレンズは役立つという。東日本大震災が起きた時、津波などによって眼鏡を失った人がたくさんいた。しかし、ピンホールコンタクトレンズであれば度数を持たないので、ユニバーサルなレンズとして使えるとのこと。
また、ピンホールコンタクトレンズを使用すると、視力がそれほど悪くない人なら1.0ほどに視力が回復するそうだ。ただ、かなり視力が悪い人がどれくらい回復するかはこれからの研究で明らかになるとのこと。
これほど画期的なコンタクトレンズが販売されるようになれば、助かる人が大勢いるだろう。商品化に期待したい。

ミニチュア学生服、注文相次ぐ

卒業シーズンを控えて、3年間着て思い出の詰まった学生服をおよそ3分の1サイズにリフォームする、岐阜県のミニチュア制服専門店に全国各地の高校生の親御さんからの注文が相次いでいます。
岐阜県岐阜市早田東町にある、ミニフォームの店主は「制服一着ごとにドラマがある」と話します。
かつて、縫製会社を営んでいた同店店主がミニチュア制服を手掛けるようになったのは16年前のこと。
3年間の大役を終えた学生服を処分したり、押入れの奥にしまい込んだりせずに飾れるようにとの思いがきっかけだったといいます。
ミニチュアは、上下で45センチ前後の丈の立ち姿になります。
詰め襟やブレザー、セーラーなどの学生服からパーツを切り出して、芯を張り、肩の丸みなどをリアルに再現していきます。
袖のボタンを胸に付け替えたりなどをして、1日2着程度のペースで丁寧に仕上げていくといいます。
これまでに手掛けたのは約1万着以上。
依頼者の様々な思いを込め、大切に仕上げていきます。

グッピーでジカ熱対策

コロンビア保健当局は、ジカ熱対策の啓蒙活動を行うとともにジカ熱やデング熱、チクングンヤ熱のウイルスを媒介するかの対策として、ボウフラを食べるグッピーを排水システムに流したり、妊娠中の女性に蚊帳を配布したりしているそうだ。
中南米諸島では、蚊の幼虫ボウフラを捕食する魚、遺伝子を組み替えた昆虫など、ウイルスを媒介するかを駆除しようと様々な手段を駆使しているそうだ。
エルサルバドルの太平洋岸にあるサンディエゴ・ビーチで地元漁師がジカ熱対策で活用しているのが、ファットスリーパーと呼ばれる魚。ファットスリーパーはボウフラを餌にするそうだ。漁師の男性は、ファットスリーパーは水を貯めておくたるの中のボウフラを全部食べてくれると語り、「ジカ熱と闘う本物の戦士だ」と称えているという。
感染者がブラジルに次いで多いコロンビアでは、地元研究者が細菌を利用した拡大抑制に取り組んでいるという。
一方、ブラジルとパナマの研究チームは、オスの蚊の遺伝子操作の実験を進めているという。交尾後に生まれる幼虫が死ぬようにして繁殖能力を抑えることが目的だそうだ。
メキシコでは、放射線を使って蚊の繁殖を抑える研究を行っているとのこと。
これだけ各国で対策がなされているジカ熱。ワクチンや特効薬の開発もなるべく早く進めばいいのだが。

淡水ガメの新種発見

南太平洋のパプワニューギニアで、淡水ガメの新種が発見されたそうだ。ニューギニア島の地質学的形成過程に最初から立ち会ってきた種に属すという。
分類学の国際学術誌「Zootaxa」に最近掲載された論文によると、発見されたのはニューギニア島全体で見られる3種の遠縁種のうち、学名「Elseya rhodini」と名付けられたカメの新種だという。
16日、論文の主著者である豪キャンベラ大学のアーサー・ジョージズ氏は「3種は1700~1900万年前の共通の祖先から進化した。その時期は非常に重要で、驚くことにこのカメたちは一緒にニューギニア島の地質発達過程をすべて見てきたことになる」と語った。同氏によれば、新種は「非常に可愛らしいカメ」で、赤みがかった色が特徴だという。
カメは万年と言うが、それぞれの個体は実際にはどれくらい生きるのだろうか?

小学校とタニタが連携し、食の改善目指す

文部科学省の指定校として、現在食育に取り組んでいる学校があります。その学校は、佐賀県武雄市にある若木小学校。
子どもたちの食生活が大きく改善しているといいます。
その方法は、3色の食事内容の記録をするということ。
3食の内容を毎日入力することによって、意識付けとなり、果物や牛乳の摂取が増え、栄養のバランスが向上したといいます。
食育は、子どもを通じて食卓にも広がっており、「食事内容を見直した」という家庭は4割を超えるといいます。
学校の食育が、徐々に地域の食も変えています。
小学校がタニタと連携をし、タブレットに毎食の記録をすることによって、食生活大きく改善しているといいます。